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僕が釣りをするわけ [釣りコラム]

先ほど風呂に入りながらふと思ったこと、というか時々思うことですが

“なんで魚釣りやってんだろ?”

と考えることがあります。

「面白いから」


という一言で終わらせればそこまでですが、先日の宮城アングラーズヴィレッジでの最後の聖戦の後、井上社長との談話を思い出し、3つの理由があるという結論に至った。

それは・・・

1.人間が昔からある深層心理
2.自然と生き物が相手であること
3.「遊び」であること

この3つです。イマイチピンと来ないと思いますがそれぞれ解説していきましょう。

1.人間が昔からある深層心理
おそらくこの1番が、ブログを見ている皆さんにピンと来てないと思います。
宮城AVの井上社長との話でピンと僕は来ました。
それは僕ら男性が石器時代狩猟していた“狩猟民族”だったからにあります。
石器時代、人間は今の現代社会とは違い、男は食料を獲るための狩猟民族、女は住居で家族のためにご飯を作ったり子育てをしたり草物を食料に調理したりの農耕民族と分かれてました。
釣りもその頃からありましたし、何より釣りも狩猟の一つですからね。
その人間の今は深く奥の深層心理から来ている、と僕は思います。
でも今は農耕民族の女性もやるじゃん?という声がありそうですが、それは後述の3番に理由があります。

2.自然と生き物が相手であること

まぁ魚が相手だから自然と生き物が相手だから当然ですね。
僕はこの点で述べたいのは僕がルアーフィッシングにこだわってることにあります。
エサ釣りだとどうしても生餌を使うと自然の力を借りていることになります。生き物をエサにしているわけですからね。
ただルアーは人間の作りしもの。ルアータックル全ては人間が作り出したもの。
それで自然に挑む。人間は自然に勝てないと言いますが、その自然にどこまで太刀打ちできるかが面白いんだと僕は思います。
じゃあ管理釣り場はどうなの?といいますが、管理釣り場は人間が作ったものですが、自然の中にあるもう一つ、生き物が相手になります。

僕らが狙う魚ですが、ルアーにしろエサ釣りにしろ基本的には魚を騙して釣ります。
エサに紛らせて釣り針をかけて釣る、もしくはエサと思わせて騙して釣る、になりますが、この魚という生き物との駆け引きが面白いという点に僕は注目しています。

3.「遊び」であるということ

現代では釣りも娯楽の一種です。女性も魚取りではなく娯楽の一つとして釣りをやってるんじゃないかと思います。もちろん僕ら男性もです。
自然を相手にして遊ぶ、魚を相手にして遊ぶ、これが釣りの醍醐味じゃないかと僕は思いますがもう一つ。

僕は“遊びは一生懸命にやる”ということです

高校時代僕はアーチェリーをやっていましたが、その時に人生の恩師となる方からあることを聞きました。

「アーチェリーは遊びのひとつだ。だから一生懸命に遊びなさい」

最初は?とピンときませんでしたが、年齢を重ねていくうちにあることに気づきました。

例えばゲームの話。今はネットゲームもありますがそれを共通すると意外と一生懸命にやっていると感じませんか?
RPGを例えると次のエピソードに進むために色々情報をかき集めようとしたり、ダンジョンのボスに勝つためにレベルアップに時間を費やしたりと「一生懸命に頑張ってないか?」ということはありませんか?

ルアーフィッシングなんかもそうです。
いいフィールドの情報を探したり、いいルアーを買ったり、フィールドに出て魚を釣るのに頑張ったりと一生懸命になってしまう部分があると思います。



とまぁ色々とグダグダと書きましたが如何でしょうか?
賛否両論あると思いますが、ご意見・ご感想はコメント欄まで。

ブラックバスはグルメな魚 [釣りコラム]

今年も気がつけばあと3ヶ月半をきったところ。

今年から釣りを再開したが、色々な発見があったり、約7年ぶりにストライパーに再会したりと濃い内容になった。

そこで気がついたことだが、ブラックバスを含めルアーで釣れる魚たちにある共通点があるのではという考えに行き着いた。

それは・・・

“グルメである” 

ということ。

ここではブラックバスについて書く。

ブラックバスは肉食性の強い魚。これはバスフィッシングをしているものなら誰でも当然のように知っていること。

また僕らが使っているルアーもこれを真似たもの。これも当然。

ここで言いたいのは何かと言うと、マッチ・ザ・ベイトの必要性である。

彼らは様々なベイトパターンがある。ワカサギパターン、オイカワパターン、ザリガニ、エビ、虫と多種類。

そこでこういう仮説がある。ブラックバスも我々人間と同じように日々時々食べたいものがあるのだろうと。ようするるにグルメなのだと(以下グルメ仮説と書く)

例えば先日宮城アングラーズヴィレッジの釣行記を書いたが、その時エリアのバス達は何を意識していたのかと言うとヨシノボリを意識していた。

こういう経験はないだろうか?「朝はスピナベやクランクで釣れていたのに日中になると反応無し」

「前はTOPでけっこう釣れたのに・・・」 「この間来た時はイモグラブで爆釣だったのに今日は・・・」

良く聞く話である。

それをグルメ仮説に当てはめれば、その時は使っていたルアーとブラックバスが食べたいものが一致していたからこそである。

宮城アングラーズヴィレッジのその日はヨシノボリを意識。スタッフの方がそれを見抜きお客さんに勧めたルアーはショートリーダーのダウンショットリグ。そしてアクションは横シェイク。僕もその時試すと1発でバイトがあった。
他の人は巻物やら何やら使っても反応がないのに、スタッフが勧めたリグに変えたとたんすぐにヒット、なんてことがたくさんあった。

管理釣り場だけでなく天然のフィールドにも言える。僕のホーム野池はベイトフィッシュが少なく、エビやザリガニも少ない。では何を食べているのかと言うと虫。よくライズしているのだが住んでいる魚たちは虫を食べているのだ。カクータスとかの虫パターンで探ると必ず反応があるがそれ以外はない。

もうひとつエピソードだが、SEALSの代表shimoさんがこの間爆釣体験の話を聞いたが、これもバスたちが食べたいものとルアーをあわせることで見事に的中。たがそれ以降釣りに行った人はなかなか釣れなかった。

最後にこの間のSEALS CUPでのエピソード。

プレッシャーが高く小バスを釣るのも困難なときにあるパターンを見出した。小バスの反応をみると縦の動きは見切るのに対し、横の動きは割りと反応がよかった。その時はセイラミノーでわかったのだが、その後グラスミノーSSのノーシンカーのスイミングを編み出すと立て続けに5本キャッチできた。

どうだろうか?

僕達人間がその日その時によって食べるものが違ったり、食べたいものがあるようにブラックバスもその時その日によって食べたいものが違うのである。
肉が食べたいのに魚介類を出されても食べたいとは思わない。それと同じではないだろうか?

「プレッシャーが高くてなかなか釣れない」

良く聞くことだがもう一度フィールドを見直してバスたちが何を求めているのかを考えてルアーを投げてみよう。

ルアーを見破られてダメという話もあるが、それは彼らが生きるために身につけた知識だと僕は思う。釣り上げられるのは魚たちにとっては死活問題でもあるのだ。

賛否両論あると思われるが今度フィールドに出た時騙されたと思って試してみてください。
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